写真が残っていても、必要な一枚を探すのに手間がかかることがあります。この例では、報告書に使う写真を探せる形にする作業と、その後の保存ルールを考えます。
想定する困りごと
複数の現場の写真が同じ場所へ届き、ファイル名は「IMG_001」のような名前。報告書を作るたびに作業メモと照合し、現場名や撮影箇所を確認している状況を想定します。
写真と一緒に受け取るもの
現場名・作業日・作業内容と、必要に応じて撮影箇所や作業前後の区別を受け取ります。写真の撮影日時だけで作業日を決めたり、見た目だけで現場や作業前後を判断したりはしません。不明なものは確認待ちとして分けます。
まず、今ある写真を整理する
- 顧客の作業メモと照合して、現場・作業日ごとに写真を分類する。
- 既存の保存先を確認し、合意したフォルダに整理する。
- 報告書で使う写真がわかるよう、名前や一覧のルールを揃える。
- 対応が不明な写真を、確認事項と一緒に戻す。
フォルダとファイル名の例(架空)
サンプル顧客A/
サンプル現場A/
2026-10-02_DEMO-001/
DEMO-001_01_入口.jpg
DEMO-001_02_廊下.jpgこの図は名前の例で、写真ファイルそのものではありません。実際には既存のルールや報告書での使い方に合わせます。
撮影箇所が未確認なら、名前に勝手に「入口」などを付けず、作業IDと連番で管理して確認します。同じ日に複数回作業する場合は、作業IDなどで区別できるようにします。元ファイルの扱いや変更範囲も事前に合意します。
戻ってくるもの
整理済みのフォルダ、写真と作業の対応一覧、確認が必要な写真の一覧が成果物の例です。顧客側で対応関係を確認し、報告書に使う写真の適否や内容を判断します。
次回からの整理を、どう楽にするか
最初は届いた写真をこちらで整理します。その際に何度も確認する項目があれば、次回からの受け渡し方法を相談します。
例えば:写真を送るときに「作業ID・現場名・作業日」を添える。同じ作業の写真をまとめて渡す。保存先を揃える。
確認したいこと:現場スタッフの入力が増えすぎないか、送る相手や場所が増えないか、事務所側でも探せるか。
フォームや自動振り分けは、こうしたルールだけでは足りないとわかった場合に検討する方法です。自動化は標準提供として約束せず、必要性と開発範囲・費用を確認します。
この例で示しているのは「整理の方法」です。実顧客の検索時間が短くなったといった成果は、まだ確認していません。